認知症とタバコ

智太郎さんへの回答
先ず結論から申し上げますと、タバコと認知症の関係はかなり強いです。つまりタバコを吸っている限り、吸っていない人に比べ確実に認知症になる可能性が高いです。1日に20本なら1.5倍、30本なら2倍、40本なら3倍の確率で誰よりも早く認知症になるでしょう。
タバコの最大の害は、タバコを吸う事により体内の酸素を消費してしまう事です。その結果、身体は常に低酸素症となり、高山病と同じような状態に置かれるのです。身体の中でも脳が最も酸素を必要としているのです。60才前後で脳梗塞を起こす人は、ほとんどがタバコを吸っている人達です。脳梗塞を起こせば次に間違いなく起こるのが脳血管性認知症です。あなたの場合は外傷性てんかんと云うハンデをすでに背負っているのです。タバコを吸っている限り、間違いなく認知症になりやすいでしょう。ともかくタバコは直ぐに止めましょう。


僕は18歳にバイク事故で脳挫傷となり、「外傷性てんかん」「易怒性」と闘いながらも今まで来ましたが、現在47歳で嫁と2人生活です。将来的に、認知症もひどくなる恐れは通常の方より大きいのでしょうか。タバコは吸ってます。

認知症とタバコ

さやこさんへの回答
68歳のお父さまは残念ですが、脳血管性認知症のピック化( 前頭側頭型認知症の合併 ) が著明です。家庭内の状況も極めて深刻です。至急に専門医の診断が必要です。2012年に脳梗塞を起こされ、約一年後に再発したとのお話しですが、その元凶はタバコにあります。脳梗塞の時は恐らく脳外科に入院したと思いますが、今の病状は脳外科ではないですから、認知症専門医をネットで探して下さい。このまま事態を放置しておくと状況は、もっと悪くなります。お父さまの暴力暴言は病気の成せるわざですから、お父さまの為にも、増してやお母さまの為にも一刻も早く専門医に相談する事をお勧めします。


68才の父親の事です。
2012年11月に軽い脳梗塞を発症しました。翌年に12月に再度発症してます。
入院をしている時だけリハビリを行い、それ以降自宅ではほとんどやっていません。
家族の誰が言っても全くやろうとはしません。
デイサービスも数回行ってやめましたし、お風呂も何か月も入らない場合があります。タバコだけは一日2箱も吸っていて、そしてずーっと動かない父親が最近はあまり歩けなくなり、車椅子をレンタルしました。たまに散歩に行く程度ですが。
そんな父親の暴力暴言に困ってます。
変なところでぶち切れスイッチが入り、そうなると物を投げつけたり、壁をドンドン叩いたりで、部屋の中はメチャクチャ。
面倒見ている母親は殴られたり、大声で悪口を言われたりで毎日が大変です。
もう一緒に住むのは限界です。
まずはどうしたら良いでしょうか?
ちなみに認知症の可能性もありますか?
                        さやこ

認知症とタバコ

SKさんへの回答
タバコと認知症の関係ですが、かって10数年以上前にタバコを吸っているとアルツハイマー型認知症にかかりにくいと言う俗説が世界中に流布した時代がありました。もちろん、その後は否定されましたが。タバコに伴う認知症リスクは、圧倒的に脳血管性認知症のリスクが高いと言う事です。通常は1日に20本の喫煙者で脳血管障害( 脳梗塞やくも膜下出血 ) を起こす危険度は2倍以上と言われていますから、30本だったら3倍以上、40本だったら4倍以上と考えて良いと思います。タバコは動脈硬化を起こす最大危険因子とも言われています。早急にタバコを止められる事をお勧めします。
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タバコと認知症の質問
認知症ブログランキングから、このブログを知りました。
成川先生に質問させていただきます。
私は57歳、男性です。
1日30本~40本程度、30年以上タバコを吸っています。何度も禁煙を試みたのですが、いまだに禁煙出来ません。
タバコを吸い続ける事での将来的な認知症のリスクはどのようなものでしょうか。
SK