徘徊のメカニズム

カズコさんへの回答
先ず徘徊するには徘徊するだけの理由もあるのだと、言う事から理解して欲しいのです。定年退職して10年以上も経つのに朝7時になると決まって会社に出かけ様としたり、女性の方ですと夕方前にはスーパーへの買物に出かけ様としたりとか、これまでの生活習慣からの徘徊も数多く存在します。あるいは夕方になると仕事から家に戻る様に(本当は自宅にいるにもかかわらず会社と間違え、家(会社との錯覚)からともかく外に出かけ様とします。先ずはその辺の徘徊のメカニズムを理解しながら、どの様にしたら徘徊のエネルギーを上手に解消させられかを考えてみる必要があります。認知症の基本は生活療法を優先させ、その上で薬物療法を併用して行くのが理想です。仕事も日々の生活も忙しいのに、これ以上に義母の相手に時間を割く事は困難ですと言われてしまいそうですが。先ずはお母さまがどの様な時間帯に何処へ行こうとしているのか。時には黙ってお母さまの後をそっと付けてみるのも一つの方法です。もしかすると一定の法則の様なものが見つかるかもしれません。もしその様な法則が見つからなくても、やはりエネルギー発散の為にも小さな子供を公園で遊ばせる様に多少の徘徊は黙認するしかないのです。黙って後に付いて行きながらですが。それとも一緒に散歩する様な生活習慣が出来るならば、これ程に良い事はないです。この様な生活が可能であるならば徘徊のエネルギーはかなり減少すると思うのですが。それでも手に余る様でしたら認知症専門医(ネットなどで) を探し徘徊をコントロールする様な薬物療法をお願いするしかないでしょう。ご質問の内容から拝察しますと、お母さまはレビー小体型認知症DLBと言うよりは少しピック病に近い様な気がします。DLBでその様に頻回な徘徊は珍しいものですから、一様はご参考までに。


主人の母がレビーで徘徊がひどく、ご近所の皆さまにもかなりの迷惑をかけています。ご近所の方たちには義母が認知症であると説明し、その度に謝罪しています。何か義母の認知症である事を嫁の私が近所中に触れ回っている様で辛いす。この先、どうしたら良いのでしょうか。

徘徊

誠一さんへの回答
認知症の徘徊に地域社会がどの様にかかわって行けるかとの、ご質問ですが回答に窮する問題です。幾つかの公的機関で「認知症地域支援ネットワーク事業」を立ちあげ、例えば東京都では練馬区と多摩市をモデル区市として種々の議論を重ねてはいますが、まだ実質的に有効な活動には至っておりません。個別的な工夫が色々と見られます。靴の底に布を貼って、そこに名前と電話番号を書いたり、GPSを利用した「ここセコム 」を使用したり、海外では靴の中にGPS機能のセコムの様なものを埋めこんだ商品開発も進んでいる様ですが。割と古くから活用されているアィディアとしては上着の背中に布を貼りつけ、そこに名前と電話番号を書いて、地域の人達に目の前をフラフラしている老人が認知症患者だと分かってもらえる様な工夫もある様です。何とも明解な回答となり得ず申し訳ありません。



こんにちわ。
認知症のアクティビティケアを考えているものです。
自宅で認知症の家族をみている介護者が困っている一つに徘徊があります。
徘徊がいつ始まるか、何処に行ってしまうかわからない不安があり、なかなか1人にはさせられない現状があります。
地域と一緒に考えるとしたら、どのような方法が
ありますか?
誠一