レビー小体型認知症の父の娘さんへの回答(4度目)

再度のメールを拝読させて頂き、同じ医師として慙愧に耐えません。"Nフォレストクリニック"にしても当初は真摯に患者さんを診ていたのでしょうが(私も彼の講演を聞きに行った事はあるのですが…)、何処かで脱線し始めています。とても残念な思いで医師としての彼の行く末を案じています。日本認知症学会でも、学会の反逆児としての彼には心の奥で拍手を送っていた時期もありましたが、今の私の心は彼から遠く離れています。あるサプリメントの会社と手を組んで、かなりの脱税で逮捕された事実を聞かされた時は、彼も行き着くとこまで医師のモラルから脱落したものだと嘆いていました。
まあその様な中傷的な話は止めにします。他人を中傷することは自らも貶める事に繋がりますから。
それらはともかくとして、我が国には認知症に精通する医師はこれ程までに貧弱なのかと改めて思い知らされました。患者不在の医療とは何のか、同じ医師を業とする人間として、心が寒くなります。消化器、循環器、呼吸器、その他に医学的成果は数多く見られるものの、精神科領域、認知症などの領域での医学は未だ余りに未熟です。自閉症、うつ病、統合失調症など、何故か内科の私が多くの相談を受ける事が多々あります。専門外である私は、専門医の医師たちと話し合う時間を多く取る努力をしています。その中で専門医であるから、その道に通じているかと云うと、必ずしもそのではない例を多く見聞します。人間の心の問題は余りに奥が深いのです。認知症と云う学問も難解です。単にアルツハイマー型認知症とか、レビー小体型認知症、もしくはピック病とか、そんな単純に病名など付けられる訳はないのです。MRIなどの画像診断で簡単に診断がつく訳でもないのです。人間の脳神経細胞に起こっている変化は限りなく未知なのです。その事を多くの医師は謙虚に受け止めるべきなのです。しかし、悲しい事に不勉強な医師に限って安易な診断と安易な投薬をしてしまうのです。
そして何の反省もなく、「認知症が悪化したとか」
「何分にも高齢ですから」などと、
恥知らずな弁解を重ねているのです。ともかく、今回頂いたメールを読んでいますと、余りに厚顔無恥な医師の群れに驚き呆れるばかりです。本当に志の高い医師を探すのは容易でない事が胸に切々と感じます。しかし、必ず納得の行く医師との出会いは見つかると思います。
私の「診察室からコンニチハ」のブログを読んで頂けると、私が日頃どの様な態度で「認知症治療」に取り組んでいるかを、ある程度は理解出来ます。緑協和病院にご連絡を頂ければ、「脳トレ」や「認知症患者さんとの接し方」等の資料を無料で送付します。ご希望であればご連絡ください。227-0036 横浜市青葉区奈良町1802 tel 045-962-6666
成川 有一 宛
一様ご参考までに三重県の認知症専門医を紹介します。しかし、現実にその方たちと直接な関係を持ち合わせていませんので、医師としての能力や人間性については分かりません。医療の本質は人間性にあるものと、私は考えていますので。

「日本認知症学会認定専門医」
<三重県>
・岩崎 靖
小山田記念温泉病院 神経内科(月-土)・もの忘れ外来(月・水・金)
〒512-1111 三重県四日市市山田町5538-1
【TEL】059-328-1260
※毎週月・金曜日の「物忘れ外来」を担当しています。予約制ですが、当日受付も可能です。紹介状は必要ありませんが、内服薬があれば薬剤情報か実物を持参して下さい。家族の方と受診していただけると診断の参考になります。神経学的診察、頭部MRI(VSRAD)、脳血流シンチグラフィ、脳波、高次脳機能検査を適宜行います。認知症と診断された方の治療だけでなく、正常や軽度認知障害と判定された方も含めて、全ての受診患者様を定期的にフォローしています。特殊疾患療養病棟では認知症、神経変性疾患患者様の入院にも対応しています。
・大西 丈二
南島メディカルセンター 
〒516-1306  三重県度会郡南伊勢町慥柄1番地1
【TEL】0596-72-0001
※平成25年6月から診療開始しました。外来は内科初診と合わせ、(木)9:00-12:00(11:30受付終了)に行っています。詳しくはお問い合わせください。
・小川 裕行
おがわ脳神経外科クリニック
〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1414-1
【TEL】059-221-0234
※外来受診は当院診療時間内であれば随時可能です。出来れば、普段の様子をよくご存知のご家族と一緒に受診して下さい。
・笠間 睦
榊原白鳳病院
〒514-1251 三重県津市榊原町5630番地
【TEL】059-252-2300(代表)
※ ※完全予約制を実施しておりますので、受診をご希望の場合は、事前にお問い合わせください。入院治療は行っておりません。
・木田 博隆
① 三重大学医学部附属病院 神経内科物忘れ外来
〒514-8507 三重県津市江戸橋2-174
【TEL】059-231-6027
※三重県立総合医療センターにても物忘れ外来をおこなっています。
② 三重県立こころの医療センター 物忘れ外来
〒514-0818 三重県津市城山1丁目12-1
【TEL】059-235-2125(代)
※ファックス:059-235-2135
・葛原 茂樹
町立南伊勢病院 神経内科外来
〒516-0101 三重県度会郡南伊勢町五ヶ所浦2969
【TEL】0599-66-0011
※認知症一般、アルツハイマー病、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など、およびパーキンソン病、筋萎縮症、多発性硬化症などの神経難病の診療を行っています。
※専門外来で診察日が決まっているので、あらかじめ電話して予約してから受診してください。
・小久保 康昌
① 町立南伊勢病院 神経内科
〒516-0101 三重県度会郡南伊勢町五ヶ所浦 2969
【TEL】0599-66-0011
※診察は、予約制となっています。受診をご希望の場合は、事前に各施設にお問い合わせください。
② 志摩市民病院 神経内科
〒517-0603 三重県志摩市大王町波切 1941-1
【TEL】0599-72-5555
※診察は、予約制となっています。受診をご希望の場合は、事前に各施設にお問い合わせください。
・小長谷 正明
国立病院機構 鈴鹿病院 神経内科
〒513-8501 三重県鈴鹿市加佐登3 2 1
【TEL】059-378-1321
※病院のホームページはhttp://www.hosp.go.jp/~suzukaww/です。
・佐藤 正之
三重大学医学部附属病院 神経内科専門外来 「物忘れ外来」 (内線5496)
〒514-8507 三重県津市江戸橋2-174
【TEL】059-232-1111
※認知症医療学講座の教官が、神経内科専門外来の一つとして「物忘れ外来」を担当します。完全予約制ですので、受診時は予め電話にて予約をお取りください。またかかりつけ医をお持ちの方は、主治医からの医療情報提供書を当日ご用意ください。
・冨本 秀和
三重大学医学部附属病院 神経内科
〒514-8507  三重県津市江戸橋2丁目174 
【TEL】059-231-5295
※外来受診には担当医の紹介状が必要です。
・三室 マヤ
尾鷲総合病院 神経内科
〒519-3693 三重県尾鷲市上野町5番25号
【TEL】0597-22-3111
※外来受診には紹介状が必要です。(かかりつけ医などからの紹介状をご持参下さい) 
※外来受診は完全予約制のため診療予約が必要です。電話で受診の予約をして下さい。 
(尚、当院には常勤の神経内科医がいないため、入院治療は行っていません)
・三原 貴照
三原クリニック 脳神経内科
〒三重県四日市市日永西3-1-21
【TEL】059-347-1611
・脳神経内科診療時間内はいつでも初診受付しています。初診の電話予約や他院・入所施設からの初診予約はお取りしていません。再診予約制のため初診の方は待ち時間が長くなる場合もあります。
・紹介状は不要ですが、内服薬があればお薬手帳をお持ちください。また必ず家族と受診ください。
・初診日に診察を行い、診察結果にあわせて採血・神経心理検査・頭部MRI(VSRAD)を当日あるいは後日もの忘れ外来日(火曜日・金曜日の13時~16時)に予定します。
・入院施設はありません。
・内科疾患、神経難病にも対応しています。
・詳しくはhttp://www.mihara-clinic.com/をご覧ください。
・村松 正俊
桑名西医療センター 脳神経外科
〒511-0819 三重県桑名市北別所416-1
【TEL】0594-22-7111
※担当外来 月・水・木・金です。脳神経外科の外来で紹介された患者さまの診察を行っています。現在外来がかなり込み合っており、診察までにしばらくの時間をいただいております。かかりつけ医からの紹介状・画像をお持ちください。
・森 恵子
小山田記念温泉病院 神経内科(月ー土)・もの忘れ外来(月、水午後、金)
〒512-1111 三重県四日市市山田町5538-1
【TEL】059-328-1260
※水曜午後と金曜日の「物忘れ外来」を担当しています。水曜午後は完全予約制となりますので、電話にて受診の予約をして下さい。紹介状は必要ありませんが、内服薬があれば薬剤情報か実物を持参して下さい。家族の方と受診していただけると診断の参考になります。神経学的診察、頭部 MRI(VSRAD)、脳血流シンチグラフィ、脳波、高次脳機能検査を適宜行います。認知症と診断された方の治療だけでなく、正常や軽度認知障害と判定された方も含めて、全ての受診患者様を定期的にフォローしています。
・吉丸 公子
三重県立こころの医療センター 物忘れ外来
〒三重県津市城山1丁目12-1
【TEL】059-235-2125(代)
※神経内科医による火曜午前の外来です。外来受診に際しては、なるべく、かかりつけ医などからの紹介状をご持参下さい。予約制ですので電話予約のうえで来院下さい。
・脇田 英明
藤田保健衛生大学 七栗サナトリウム ものわすれ外来
〒514-1295 三重県津市大鳥町424-1
【TEL】059-252-1555(代表)
※隔週の月曜日に「ものわすれ外来」を行っています。完全予約制のため診療予約が必要です。電話で受診の予約をして下さい。かかりつけ医などから紹介状があればご持参ください。
以上、何かお役に立つ事があれば幸いです。
【ご質問】
先生、早速のお返事、感謝致します。
ご多忙な中、真摯に向き合って下さり、先生のような方に診て頂きたいと心の底から思います。
薬、そうなんですね…
どうしたら良いのでしょうか…
血液検査をしてもらった病院の先生は父の昔からのかかりつけの先生で、不整脈の薬は必要ない、と言ってたんです。
精神科に入院してから不整脈の薬を服用し始めた、と話したら『慢性心房細動でしょ』、と軽い感じでした。
三重県四日市市在住です。
どのように病院を選んだら良いのか、を教えて頂く事は出来ますでしょうか?
病院選択の経緯について、長文ですがお読み頂ければ幸いです。
2016年に何度か徘徊をするようになり、その度に警察や救急車にお世話になりました。
まず、初めての徘徊の時です。
警察に捜索をお願いし(見つけたのは私だったのですが)、父の様子を見た警察の方が『認知症では?でも、普通に会話が出来るからまだまだ軽度だと思う、市がサポートしてくれるよ、相談に行った方が良い』と言われたんです。
それから2日~3日後、2度目の徘徊。
また居なくなり、探していたら、けがをして倒れている所を救急隊の方が保護をして家まで連れてきて下さいました。
その救急隊の方にも、『認知症かもしれませんよ、ただ、住所、生年月日はきちんと言えるから、もし認知症でも軽度だと思う、早く専門の病院で診てもらった方が良い』と言われました。
警察の方にも同じ事を言われた、と伝えたら、『まず市役所か地域包括センターに相談に行くと良いよ』とアドバイスをもらいました。
ちょうど、お盆休み中だったので、すぐに市役所に相談に行き、地域包括センターを紹介してもらいました。
で、地域包括センターから紹介してもらったのが、『認知症サポート医』の"Iクリニック"です。
そこで、長谷川式のテストをして、17点でした。
中度の認知症、アルツハイマーと言われました。
この病院で処方された、レミニールが全ての始まりです。
薬を飲み出してからおかしい、と訴えたのに、病院を信じて、そのまま服用させた事をいまだに後悔しています。
暴力、暴言、さらに自殺願望、徘徊…
3度目の徘徊の時には、居なくなってから半日以上経ち、やっと発見されました。
便尿を垂れ流してケガをして血だらけでした。
すぐに、Iクリニックに連絡し、相談をした所、『精神科を紹介するから、このまま連れていくように』との指示を受け、血だらけの状態のまま精神科に連れていき、即入院になりました。
その精神科が"総合心療センターH"です。
ここで、レビー小体型認知症、と診断を受け、アリセプトなど様々な投薬が始まりました。
今、思い出したのですが、総合心療センターHで、入院して1ヵ月後、インスリンの注射が始まったんです。
糖尿病、そんなに悪いんですか?って聞いたら、『病状が悪いって言うよりより、この方が良いので。家族さんにも注射の練習もしてもらいます』と言われました。
素人の私達は、『重症の糖尿病の人がインスリンを打つのかと思ってたけど、違うんだね』と変な納得をしてしまい、退院してから注射って不安すぎる…と母が心配していた記憶がよみがえりました。
インスリンの注射が始まってから、更に悪化したんです。
目も合わず、立つことも座ることも出来ない。
おかしい、と思い『薬が合わないのですか?』と聞いても、納得がいく返事はもらえませんでした。
週2~3回、家族の誰かが面会に行き、様子をメールで伝え合っていたので、全て記憶と記録で残っています。
そうこうしている内に、高熱が引かず、しかも高熱の原因が不明との事で、県立医療センターに検査入院になりました。
高熱の1週間前から、インフルエンザ予防のタミフルを投与されていました。
留守番電話に"病棟にインフルエンザ患者が出ました、65歳以上の患者さんにタミフルを投与する事が決まっているので、タミフル投与します"とメッセージが有りました。
メッセージを聞き、不安を感じて、出来ればタミフルは止めて欲しいと思い、すぐに電話をしましたが、"決まりなんで"と言われました。
医療センターでは、タミフルの話もしました。
タミフルも原因かもしれないが、
不明熱の原因として可能性として考えられる事は、精神科の薬かもしれない。
インスリンも必要ない。
驚愕でした。
精神科からの薬を減らしながら、様子を見る、との事で、薬を徐々に止めていったら3週間程で平熱になりました。
そこからがまた大変でした。
なぜなら寝たきりになってしまったからです。間接は曲がり、オムツを当てて。
徘徊するほど歩いていたのに…
県立医療センターでは、『ものは考えようで、徘徊の心配はないですよ』と言われてしまいました。
もう、総合心療センターHには戻りたくない、自宅で介護しよう、という事になりました。
ただ、介護ベッドはもちろん、ケアマネージャーもいない状態。
介護ベッドを借りる為には、まずケアマネージャーが必要、と言われ、地域包括センターに相談しました。
そしたら、『自宅介護は絶対無理、総合心療センターHに戻って薬を合わせてもらうべき』
と言うんです。
"薬のせいでこんな状態になった"と、しつこく説明をしても全く聞く耳を持ってもらえず。
熱が下がり、県立医療センターからは、『治療の必要はないので早く退院してください。出来れば2~3日中に退院してください』と言われ、自宅介護の準備も出来ず、とりあえず総合心療センターHに戻りました。
県立医療センターからは、"一切薬を服用させるな"という指示を出してもらいました。
総合心療センターHに戻りましたが、自宅介護の準備が出来るまでの借りの状況です。
寝たきりになってしまった為、病棟は末期の精神科病棟。(医療センターにいくまでは、急性期病棟でした)
病棟が病棟なので、面会にいく度に目にする他の患者さんの姿が辛すぎて…
父のように、薬でこんな状態にさせられた患者さん達もいるのかと想像したら、可哀想すぎて、帰りの車の中で涙が止まりませんでした。
見たくない状況の病棟でしたが、
毎日面会に行き、看護師に、『薬、何も与えてないですよね?』と確認。
点滴をしている事もあり、『ただの栄養です』と言われても信用出来ず、すぐにスマホで調べていました。
地域包括センターに懇願し、ケアマネージャーを紹介してもらい、ベッドを借り、在宅介護の準備も出来て、借りの入院は1週間で済みました。
間接が曲がったままの寝たきりで退院し、もう自分の足で立つことも出来ないのかと思ったら、1ヵ月後には歩けるようになりました。
急に不穏になったり、"死にたい"と毎日言ってましたが、薬を飲んでいた頃より断然生活は出来ていました。
もう、認知症に薬は必要ないんじゃないか、と思っていたのですが、ヘルパーやケアマネージャーが『認知症の治療が必要、どこか病院を探した方が良い、なんなら紹介する』と母に毎日言っていたようです。
母も、病院には不信感があるものの、毎日、病院に行かないと大変な事になる、と言われたら母も不安になって当然。
訪問看護師にもきてもらっていたのですが、『死にたい、と言ってるお父さんを放っておくの?お父さんが死んだらあなた達家族の責任ですよ、早く病院を見つけなさい』とほぼ脅しです。
もう、病院選びは他人に頼らない!
自分達で調べて、良いと思った病院が、"Nフォレストクリニック"でした。
しかし、この病院も全く期待出来ませんでした。
診察時間は5分もなく、質問に対して上手く言葉が出ない父に対して、
『元々発達障害があるんじゃないの?アスペルガーか!』と笑いながら言われたんです。
それでも、薬さえ合えば、
治りさえすれば良い、と思い、
あまりの対応に悔しさが込み上げましたが、我慢しながら耐えました。
ここでセルシンを処方され、服用させたら、とんでもない奇行を繰り返し、病院へ相談したら、"認知症の悪化、薬の影響無し"と返答がきました。
ここもダメか…と途方にくれる始末。
やはり、有識者に相談するべきなのか、という事で、ケアマネージャーに相談。
現在お世話になっている病院、T病院『認知症疾患医療センター』を紹介してもらいました。
"精神科だが、内科もあるから安心"と言われましたが、安易に信頼出来る訳でもなく、ただ、ケアマネージャーからは入院施設のある病院に繋がりを持っておかないと困る時がくる、と言われました。
私達の無知さが招いた状況なのは理解しています。
でも、HPには良いことしか書いていない。
地域包括センターなんて、全く話にならない。
身近に認知症を介護している人はおらず、母の周りの人は、自宅介護せず、施設に入れている人ばかりです。
相談出来る人もいないし、もうどうしたら良いのか…
先生、今回もとりとめのない相談で申し訳ありません。

レビー小体型認知症の父の娘さん(再々)

レビー小体型認知症の父の娘(再々)HbA1c/NGSP 5.3と云うのは、認知症患者さんでは低すぎる値です。低血糖発作が、しばしば起こしてしまう危険があります。少なくても7.0以上の値が理想的です。またレビー小体型認知症にリスペリドンを使用する医師は怖いです。レミニールの使用も明らかに不適切です。ここまで来ると、貴方が仰っていた医原性疾患と云う言葉に思い当たります。どの地域にお住まいかは存じませんが、他にまともな医療機関はないのですか?…また上室性期外収縮に関しても、どの程度の期外収縮かは分かりませんが、そのまま経過観察していて良い期外収縮も沢山あります。ビソプロロールフマル酸塩錠 1.25mgの処方だと、薬の使用量が少ないので、場合によっては薬剤不用な期外収縮の様な気がしてなりません。私自身が診ていないので確信は出来ないのですが…失礼を顧みず私見を申し上げれば、内科にしても、精神科(?)にしても不用意な薬を使い過ぎているような気がしてなりません。薬にしても、検査にしても患者さんが十分に理解出来るような説明をしてくれるのが、まともな医師の義務です。それが出来ない医師であるなら、あるいは頼みにくい医療機関であるならば、そんな所へ診察に行くべきではありません。
【ご質問】
成川先生、丁寧にいつも説明をしてくださりありがとうございます。
何度もお時間をお取りしまして申し訳ありません。
今の病院ではなく、昔からお世話になっている内科で血液検査をしてもらいました。
・HbA1c/NGSP 5.3です
先生のおっしゃるとおり、トラゼンタは必要無いですかね…?
結果をもらいに行った時、『とても健康、少し貧血だけど心配は要らない』と言われました…
ちなみに2013年の健康診断の結果が出てきました。
・HbA1c/NGSP 8.1でした
・心電図所見  上室性期外収縮 と書いてあります
この頃から、糖尿病の薬を飲み始めました。
不整脈の薬は飲んでいませんでした。
今の病院は『認知症疾患医療センター』です。精神科の先生が主治医ですが、副院長先生で、内科も併設されているため安心していたのですが…
確かに今の薬は、良くもならないですが、以前、通院していた病院や入院していた病院での薬のような悪化はないです。
最初の病院の処方、レミニールでどんどんおかしくなり、"薬を飲みだしてからおかしい"と言っても聞いてもらえず、その病院の紹介で入院した精神科では、リスペリドン、テトラミド、アリセプト、セイブル、ペロスピロン、その他多数の薬を服用。
廃人のようになっていく父、
病院に入院しているのに壊れていく事にただただ違和感。
主治医からは、『認知症の悪化』との説明、看護師に違和感を訴えた時、『ここは普通の病院ではないので、治す事が目的ではありません、家族が看きれない人を預かる所です』と言われ愕然。
こんな事を普通に言えてしまう事も更に違和感でしたが、ここに入院している人達の家族はどう感じるのだろう、私がおかしいのか…と誰にも相談が出来ず、やりきれない日々を過ごしました。
病院、本当にどうしたら良いか全く分からなくて…
今の病院の先生に思っている事とかあまり言えなくて、出来る事なら病院を変えたいのですが、どこが良いか分からなくて…
今の病院で血液検査をしてほしい、と言えず、昔からお世話になっている内科の先生の所で血液検査をしてもらいました。…
それより何より、父は入院中の事を思い出すのか、この病院に行くと、帰りに車の中で大暴れをし、帰ってからも手がつけられないので、月に1回、家族が受診?って事で薬だけもらいに行ってます。
3月に退院し、4月5月は父を連れていきましたが、6月以降は月に1回、家族が薬をもらいに行っています。
初診の時は、私の素人考えの『薬で悪くなった気がする』という話を真剣に聞いてくれていたのに、入院中に外泊をする事になってびっくり。
主治医は"リスペリドンが悪化の原因だと思うから違う系統の薬にする"と言っており、デパケンなどの、てんかんの薬で様子を見る、薬を合わせる為に入院をさせて欲しい、と言われ、そのつもりでいたのに、外泊時の薬にリスペリドンが入っていたんです。
すぐに看護師に言いましたが、先生は休日と言われ、更に驚いたのが、入院時、主治医は副院長先生だったのに、いつのまにか、主治医が変わっていたのです。
何の説明もなく、主治医が変わる事ってあるんですかね…?
変わるとしても、引き継ぎってないんですかね?
リスペリドンが原因かどうかは分からないと言われましたが、高熱が続き、すぐに主治医が副院長先生に代わり、またデパケンなどに薬が戻ったようで今に至ります。
このような経緯もあり、不信感で相談がしづらい状況です。
以前、先生に教えて頂いた方法を心掛け、徘徊が治まりました。
本当に感謝をしております。
どうしたら良いか、途方にくれています。
先生に診て頂きたい、本当にそう思います。

レビー小体型認知症の父の娘さんへの回答(再)

先ずは血圧からの話です。一般内科で考える正常という認識では、認知症患者さんに当てはまらない事があります。と申しますのは、認知症患者さんでは日本高血圧症学会で定義されるよりは少し高めに設定する必要があるのです。70歳代だと140~160/80~90ぐらいで丁度良いのです。ある程度は血圧を上げて行かないと、脳血流循環が落ちて認知症が悪化する危険性があるのです。まあ、それでも170ぐらいが限度ですが。次に糖尿病の話ですが、やはり認知症患者さんでは血糖コントロールが少し高めに設定する必要があるのです。人間の脳の栄養分は糖しかないのです。H bA1c(1~2ヶ月間の平均血糖値 : 6.2%以下が目標)も7.0~7.5%ぐらいにコントロールする必要があるのです。さらに甲状腺機能検査は認知症診断には最重要な課題です。私自身の外来でも認知症で紹介を受けた患者さんで、甲状腺機能低下症の患者さんを何人か見ています。つまり認知症患者さんと言われているからと言って、一般内科を無視して認知症状の全体像は見えて来ないのです。特に精神科で認知症を診て頂いているケースでは内科の部分が見落とされている事が多々あります。ビソプロロールフマル酸塩錠も、時に認知症を悪化させる原因(全てでは無いですが!)となる場合がありますので、要注意です。
またクロチアゼパムの頓服では興奮を抑える事は出来ないでしょう。もっと根本的な治療方針が必要ではないでしょうか。内科的な問題が全く無いと仮定して、お父さまの病気を考えるならばレビー小体型認知症にピック病の合併ではないでしょうか。割と多いケースです。それならば現在お飲みになっている薬は全面的に変更すべきかもしれません。
しかし、一度もお父さまを診察していない状態で、これ以上の判断は困難です。他にも考えるべき原因は幾つか考えられますが、今お飲みになっている薬での医原性疾患は考えにくいと思います。薬の使用方法が不適切であるかもしれませんが、医原性疾患を招くほどの薬の量でないと思います。しかし、それは内科的な問題を全てクリアしてのお話であります。
【ご質問】
成川先生、今回も迅速に対応をして頂きありがとうございます。
ご多忙な中、本当にいつもありがとうございます。
先生、大変失礼致しました、
ご思案のお時間をお取りして申し訳ありませんでした。
分量、間違えておりました。
●ご指摘どおり、デパケン細粒とカルバマゼピン細粒は、0.075gでした。
●バルプロ酸ナトリウムSR錠も1日4回と書いてあり、デパケン細粒も1日4回と書いてあります。
同じ薬…なんですか?
併用して服用する事は良くない…?という事でしょうか?
●トラゼンタは糖尿病の為、服用しています。これは、認知症になる前にかかっていた内科に通院していた頃から処方されてます。
(退院してから健康診断をしておらず、数値は不明です、申し訳ありません)
●ビソプロロールフマル酸塩錠は不整脈があるらしく服用しています。
昔からお世話になっている内科の先生は、この薬は必要無い、というような事をおっしゃるのですが、今年3月まで入院していた病院ではなく、その前の病院(一昨年11月~昨年2月まで入院)で、『不整脈があるから処方した、脳に瘤もあるから、この薬を飲む事で転けたら危険だけど、服用した方が良い』と説明を受けました。
今年3月まで入院していた病院も、同じ見解だったので、服用した方が良いのかと思い、退院後も服用しています。
(こちらも退院後、健康診断をしていないので詳細が分からず申し訳ありません)
血圧は正常です。
前回、問い合わせをさせて頂いた時
先生から「医原性疾患」ではないか、
と教えて頂きました。
たぶんそうなんだと思います。
甲状腺については、最近、テレビの情報で知りました。そして、私が"もしかしたら…"と思っているだけなんです。
入院していた病院でも調べていないと思います。
薬で悪化していると考えると、
悔しいとしか言いようがありません。
でも、どうしたら良いのか…
詳しい検査結果などが不明で申し訳ありません。
詳細不明の状態ですが、先生の見解を教えて頂ければ、と思います。
宜しくお願い致します。

レビー小体型認知症の父の娘さんへの回答

失礼ですが、お書き頂いた処方箋には量的に不明瞭な点があります。
・デパケン細粒 40% 0.075mg
・カルバマゼピン細粒 50% 0.075mg
・パルプロ酸ナトリウムSR錠 100mg
と云うのが分かりません。先ずデパケンとパルプロ酸ナトリウムは同成分の薬ですし、0.075mgと云うのが理解出来ません。こんな微量処方と云うのは有り得ないからです。
もしかしたら0.075gでしょうか?
それなら納得です。さらにビソプロロールフマル酸塩錠 1.25mgの処方はどんな意味でしょうか?
高血圧か頻脈があるのでしょうか?
あるいは疑念を抱いている甲状腺機能亢進症の頻脈なのでしょうか?
そしてトラゼンタ 2.5mgを服用しているのは、糖尿病があると云う意味でしょうか。それならH bA1cはどの様な数値でしょうか?…お父さまの糖尿病にトラゼンタ2.5mgが適切なのか疑問は深まるばかりです。如何に認知症の問題があるにしても、内科的な疾患は十分にチェックして行くのは常識です。ともかく使用薬剤の徹底的な吟味が最重要な課題です。さらに、この精神科医の処方態度が分かりにくいです。認知症に精通しているとは思いません。
お父さまの症状はレビー小体型認知症にピック病合併の疑いがありますが、甲状腺と糖尿病の問題も詳しく調べないと問題解決に至りません。出来ましたら甲状腺機能検査の数値も知りたいですね。また瞬間に怒り出すというのは、ピック病の悪化か、薬剤処方が原因かを探って行かなければなりません。もう少し詳しい情報をお待ちしています。    成川
【ご質問」成川先生、前回の質問時には丁寧にお答えくださり、ありがとうございました。
先生の優しいお言葉に救われました、本当にありがとうございました。
今回も大変失礼を承知で教えて頂ければと思い、問い合わせをさせて頂きました。
突然おとずれる、不穏状態について教えてください。
これはもう、本当に突然で、穏やかにしていると思い安心した瞬間、顔付きが変わり手を振り上げて怒り出します。
服を脱ぎ(下着も脱ぎ)、裸で家中を歩き回る、ということもあります。
このような状態も長くは続かず、1時間程で収まりますが、1日に何度も繰り返される事もあります。
こういう興奮時はトイレの認識もなく、目を離した隙に部屋や玄関でしてしまう事もあります。
●先生、このような場合、どのように対応をしたら良いでしょうか?
突然の興奮と、トイレ以外での排尿に困っています。
クロチアゼパムを頓服として興奮時に飲ませていますが、効いてるのか効いていないのか、、出来れば薬の服用以外で対応出来たら、と思っています。
3度の精神科入退院で、間違いなく悪くなる父を見続けました。
ケアマネージャー含め、周りからは施設を勧められるし、今年2月、先生に相談をさせて頂いた時は何をどうしたら良いのか本当に分からない状態でした。
でも、先生からのアドバイスで、私も母も頑張る決心がつきました。
今、母は、興奮時、父を無理に制止する事はせず、
物を投げても投げさせたまま、
物を倒しても、父が落ち着くまで、元に戻さない、という風にしており、嵐が過ぎ去るのをひたすら待つ、という感じです。
先生からのアドバイス "どのような状況でも相手を否定してはいけない"、という言葉を紙に大きく書き壁に貼ってます。
ソファがあるのですが、父が座った時に、いつも私達が目に入る位置に貼ってあります。
父が座ると頭の上にその言葉が目に入る状態です。
それを見て、絶対否定しないよう心掛けています。
現在処方されている薬は下記です。

・ビソプロロールフマル酸塩錠 1.25mg
・デパケン細粒 40% 0.075mg
・カルバマゼピン細粒 50% 0.075mg
・トラゼンタ 2.5mg
・パルプロ酸ナトリウムSR錠 100mg
・ビォフェルミン錠

・デパケン細粒 40% 0.075mg
・カルバマゼピン細粒 50% 0.075mg
・パルプロ酸ナトリウムSR錠 100mg
・ビォフェルミン錠

・デパケン細粒 40% 0.075mg
・カルバマゼピン細粒 50% 0.075mg
・パルプロ酸ナトリウムSR錠 100mg
・ビォフェルミン錠
眠前
・ルネスタ錠 2mg
・デパケン細粒 40% 0.075mg
・カルバマゼピン細粒 50% 0.075mg
・パルプロ酸ナトリウムSR錠 100mg
興奮時の頓服
・クロチアゼパム 5mg
※朝、昼、夕、眠前、4回処方されていますが、自己判断で、昼と夕、抜いています。
(デイサービスの日は、昼も服用しています。)
※カルバマゼピン細粒は、処方されていますが、服用していません。
(2度目の退院時は処方されておらず、3度目の入院から処方されるようになりました。
3度目の入院時、外泊の際も処方されており、指示されたまま服用させていましたが、服用した途端、たまたまかもしれませんが、気が荒くなり、服用しない方が穏やかな感じがした。そのような事が有ったので服用してません。)
自己判断で薬を服用させないなんて、愚かな判断だと思われるかもしれません。
主治医に対する不信感、言っても否定されるだけ…と思うと何も言えない状態です。
実は退院時、パンテチン、アリナミンF、マグミットも処方されていました。
退院した時、下痢がひどく、入院していた病院の主治医に『下痢で困る』、という話をした所、マグミットの服用を止めるよう言われました。
しかし、それでも下痢が治まらず、昔からお世話になっている、近所の内科の先生に相談をした所、『パンテチンの副作用ではないか?もう一度、薬の相談した方が良いよ、薬が原因で下痢を起こしている』とアドバイスを受け、再度、主治医にその旨を伝えて相談した所、『パンテチンも下痢になるけど、アリナミンFも下痢になるよ、服用を止めて良いよ』と、とても軽く言われてしまいました。
父は便が出る感覚がなく、臭いで気づく、という事の繰り返しでした。
病院ではオムツをあてられっぱなしでしたが、自宅では、なんとかパンツで過ごせるよう、と紙パンツで対応をしていましたが下痢のお世話は本当に大変でした。
なぜ、退院するときに、薬による下痢の説明が無かったのか、一度目の下痢の相談の際、なぜマグミットのみ止めるよう言ったのか…
パンテチンとアリナミンFについての説明は全くありませんでした。
こんな経緯もあり、薬の相談はなかなかしづらい為、素人判断で薬を減らしています。
ちなみに、父にはてんかんのような症状はありません。
テレビやネット、本などからの情報なので、素人考えですが、『甲状腺の異常から認知症になる』というのを見てから、父も、もしかしたら、そうかも…と思うようになりました。
5~6年前ですが、急に汗が吹き出し、止まらなかった事が有るんです。
シャワーを浴びたかと思うほど、短時間で汗びっしょり。
汗をかく=甲状腺異常?
素人の単純な発想ですみません。。
動いた後など、とかという訳でもなく、家族で何気ない会話をしていた時だったと記憶しています。
長文で本当に申し訳ありません。
横着で申し訳ありませんかお時間がある時に教えて頂ければ…と思います。
何卒宜しくお願い致します。

青田さんへの回答(再)

青田さんへの回答お母様は軽度のアルツハイマー型認知症とお伺いしていましたが、認知症の診断の困難さには種々の認知症が合併している場合が多い事にあります。アルツハイマー型認知症にレビー小体型認知症が合併していたり、ピック病が合併したりする事もあるのです。その意味では、現状のお母様の病状はレビー小体型認知症が強く疑われます。はじめからレビー小体型認知症であったのか、アルツハイマーにレビーが合併したのかは不明ですが、いまの病状はレビー小体型認知症と考えるべきでしょう。その意味で幻視を考えれば中核症状となりますが、だとしますとREM睡眠行動障害も考慮に入れなければなりません。ただの幻視なのか、REM睡眠行動障害も一部に含まれているのかが問題となります。
「うつ症状」などが見られたりすれば、レビーである疑いは濃厚です。お父様が入院中で、お母様が寂しくなって「うつ症状」を呈している事は考えるべきではありますが。
結論から申し上げますと、REM睡眠行動障害の脳波異常を考えて私なら、リボトリール0.5~1.0mgの服用を試してみます。
【ご質問】
成川先生
特に夜間に起きることなのですが
母親が、10年も会ってない寝たきりのお兄さんが、帰ってくるとか、
42年前に亡くなったお兄さんが帰ってくる
離れて暮らす姉夫婦が、毎日、家にいるとか
とか言い出します。
これは、素人考えですが、父親が入院していることもあり、一人で、不安だから、こういった妄想・幻覚が起きるのかと考えてみたりします。
家事全般は、まだ、できます。
父親が家にいた時は、よく、父親と昔話をしていましたが、その相手がいません。
これは、中核問題なのか
それとも、幻覚・妄想のような周辺問題なのでしょうか?
よく、周辺問題は、薬や対応の仕方で、改善すると聞きますが、
お忙しいとは存じますが、宜しければ、ご助言頂ければ、幸いです。

青田さんへの回答

まず第一にお母様の病状が本当にアルツハイマー型認知症の軽度のタイプであるかの疑問です。現在服用なされている『抑肝散』『フェルガード』『プロズマローゲン』『アルファベスト』の効果はどうですか?
『抑肝散』は医師の間では広く認知されており、私も時には使用しています。『フェルガード』も数十例に使用しましたが、その効果のほどが私には分かりませんでしたので現在は使っておりません。『プラズマローゲン』は2009~2013年にかけて九州大と福岡大で治験の報告がある様ですが、その薬理作用は脳内のアミロイドβ蓄積を防ぐとされています。アルツハイマー型認知症の原因物質が本当にアミロイドβだけのものなのか、未だ十分に解明されていない現状で『プラズマローゲン』の効果はあるのか私には疑問が残ります。『アルファベスト』に関しての知識は残念ながら私にはありません。その意味で私は抑肝散以外のサプリの使用には懐疑です。つまり、これらのサプリがお母様の精神不安を助長している可能性も否定できません。これまで認知症の薬に関しては、大学も厚労省も何十年もの間、実に多くの試行錯誤を繰り返して来ました。アルツハイマー型認知症の蓄積物質であると言われているアミロイドβやタウ蛋白も未だ学説の域を出てはいないのです。フランスでは日本で認可されています認知症薬の全てを医療保険適用薬から削除しています。薬ではなく、人間性の尊厳を重んじる「ユマニチュード」と言われている心理療法が効果を上げている様です。私も自分の認知症外来では、この「ユマニチュード」の手法と脳トレ、音楽療法などでそれなりの成果を上げています。前置きが長くなって申し訳ありません。
先ず試みるべきは、入院なさっているお父様と病院のなかで、お母様と二人だけのツーショットの写真を何枚か撮るべきでしょう。他の家族の方が中に入る写真もあった方が良いでしょう。動画が必要かもしれません。そして夕方の時間になると、それらの写真を何度もお母様にお見せして、
「お父さん、早く元気になると良いね」
と繰り返して、入院している事実を確認してもらうのです。あと重要な事は、お母様を絶対に一人にしてはいけないと云う事です。出来たら皆んなでゲーム感覚の脳トレや、昔の懐メロなどを合唱したりするのも効果的かもしれません。
あまり参考になる回答ではないかもしれませが、再度の疑問がありましたら、何時でもご質問を待っております。
【ご質問】
成川先生
お忙しいところ、申し訳ありませんが、
現在、困っていて、ご質問させていただきたく存じます。
母親が軽度アルツハイマー病なのですが、
(料理、買い物、洗濯はできます。)
最近、だいぶん、落ち着いていましたが、
父親が浴室で、転倒して、大腿骨骨折で、長期入院になってから、母親と毎日、父親のお見舞いに行っているのに、夜になると気が荒れて、『父親がどこに行った~。』と騒ぎだします。
ケアマネージャーに相談すると、現行の制度だとデイサービスの時間を延ばすか、増やすしかないと言われましたが、母親は、週2回のデイサービスで、それ以上は、嫌だと拒否しています。
これから、父親は、2か月不在になるのでこれから、認知症が悪化しないか、不安です。
何か、イイ方法は、ないでしょうか?
現在、『抑肝散』『フェルガード』『プロズマローゲン』『アルファベスト』を服用しています。

アガパンサスさんへの回答(再)

アガパンサスさんへの回答(再)私の認知症外来は再診は予約制ですが、初診はフリーでもOKです。認知症外来は火(午前)木(午後)金(午前)となっています。
午前診は9:00~12:00
午後診は2:00~5:00までです。
初診でお出で頂くなら木曜の午後診が比較的に空いています。
以上、お出で頂ける事を期待しています。
   緑協和病院 045-962-6666
      病院長 成川 有一 拝
【ご質問】
成川先生
お忙しいところ、ご回答ありがとうございます。
粗末な回答などとんでもないです。丁寧なご回答ありがとうございます。脳神経外科を受診しても異常は認められなかったのに、症状が続き、どうしたらいいか分からない状況でしたので、まずは神経内科の検査が必要と言うことが分かったこと、父の病状は特殊であると言うことが分かったことだけでもありがたいです。
6/7以来目立った症状(うめき、記憶障害) がないため、本人は病識があまりなく、病院や薬が嫌いな頑固な人なので、検査に行ってもらう説得が次のハードルではありますが、なんとか頑張ってみようと思います。
成川先生の病院のホームページも拝見させていただきましたが、認知症の疑いがあるというだけで安易に薬を出す医師が多い中、薬剤偏重主義ではない成川先生のようなお医者様は稀有であると感じ、横浜市港北区在住で通院可能圏内ではあるので、出来れば成川先生の病院で診ていただきたいと思っていますが、どのように予約を取ったらよいでしょうか?また予約は何ヵ月か待つことになるでしょうか?