認知症の分類

n.k.さんへの回答
混合性認知症のご質問ですが、まずは下記の分類を見て下さい。
アルツハイマー型認知症45%
脳血管性認知症 25%
混合性認知症 15%
レビー小体型認知症 10%
前頭側頭型認知症 5~10%
( ピック病を含む)
脳血管性認知症を除く
他の認知症の多くは、神経細胞変性症と言われる病態にあります。変性症の意味は、年齢と供に頭髪の白髪が増えるとか、頭髪が薄くなるとか言った変化が、神経細胞にも起こっていると言う意味です。アルツハイマー型認知症は側頭葉の海馬(記憶中枢) 周辺に起きた神経細胞変性症です。レビー小体型認知症は頭頂葉から後頭葉周辺に起きた神経細胞変性症です。前頭側頭型認知症は前頭葉から側頭葉周辺に起きた神経細胞変性症です。混合性認知症の意味は脳梗塞を起こした方が更に側頭葉周辺に神経細胞変性症が合併して脳血管性認知症➕アルツハイマー型認知症の病態を示していると言う意味です。またレビー小体型認知症に加えて前頭前野に神経細胞変性症が合併すればピック病の症状も同時に見られと言う事です。この病態はレビー・ピックコンプレックスと言われる病気で、非常に多彩な症状を表します。それ以外にもアルツハイマーとピックの混合型とか、幾種類もの組み合わせがあって認知症の診断を、より難しくしているのです。
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図:PHPサイエンス・ワールド新書「認知症の正体 診断・治療・予防の最前線」飯島祐一/佐古泰司 著より


10日程前から先生の認知症ブログを時々拝読させて頂いております、認知症手前の一老人ですが、混合性認知症の意味が、何か良くわかりません。素人の私に分かりやすく教えてください。
n.k.

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