認知症詩集(45)

この超高齢者社会を国は
どの様に乗り切って行こうとしているのか?
先ずは在宅介護の徹底的な誘導であると思う。
家族の誰が犠牲になろうとも国家財政の負担増大には有無を言わせないと云う姿勢を貫いて来るだろう。
想像出来る政策とは次の様な事が考えられる。
(1)介護保険の区分を上げる。
事実これまで要介護IIの人が特別養護老人ホームに入所出来たのに今度の改悪では要介護III以上の人しか入所出来なくなってしまった。
(2)医療、介護の保険点数を下げる。
その結果として病院経営も介護施設経営も立ち行かなくなる。その赤字を埋め合わせる為に室料差額と云う名目の患者さん方の自己負担をどんどん上げて行く。国は黙って見ぬふりをする。その室料差額を上げられない病院や施設は高齢者への果たすべきサービスをどんどん下げ天国への道を早めて行く。
「看取り」と云う美辞麗句の許で…
これでめでたし、めでたしと行って良いのだろうか?
これは私の勝手な推測を書いている訳ではない。
鉄の女サッチャーが総理大臣に在任中の1979~1990年に行った医療政策から私なりに推測しているのだ。
この結果、英国の医療レベルはヨーロッパでは最悪となり外科医はほとんどいなくなったと言われています。民間病院の3割は倒産したとも伝わっています。
これ程、露骨に「金のない奴は死ね」と云う医療政策を実施した総理大臣は他に例を見ません。さすがに「鉄の女」そのものです。弱者切り捨ての徹底的な経済政策で英国の財政事実は見事に上昇したと言われています。サッチャーは偉大な首相であったのか、あるいは唾棄すべき首相であったのか私には分かりません。
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