認知症詩集(50)

さらなる問いかけです。
現在医療の範囲で認知症治療は
どんな医者になら任せられるかです。認知症と云う学問に精通している事はもちろん、医者自身の人格形成も重要になるのです。患者さんの治療法の選択に充分な経験を積んでいる事は言うまでもなく、ご家族の方の苦痛と精神的な思いを少しでも柔らげる為に医者自身は何が出来るのか、それを徹底的に問い詰める事が出来た医者のみが認知症専門医と言えるのです。厚労省や専門医学会が決めた「専門医」制度とは似て非なるものがあります。肩書きや建物の大きさだけで本物の医療が受けられると思いですか?
多くの方が哀し程の誤解をしています。そして医療不信が増大して行くのです。建物や権威に騙される皆さん方にも責任はあるのです。
認知症詩集(46)でも説明しました様に医者から診断されてる前に貴方自身が医者を診断しなければならないのです。若い大学病院の医者でも稀には有能な医者はいます。英語や数学が得意であると云う理由だけで医学部に入って来た様な医者ばかりではないです。親御さんの人格教育がしっかりしている様な医者も時には見受けます。だから大学病院がどうにもならない医者の集まりだとは決して申し上げていません。ただ繰り返しますが、権威や建物の大きさに騙されないで下さいと言いたいだけです。
昨今、日本を代表する東芝やシャープそして三菱自動車等の社会的信用を失う事件が多く新聞やテレビで報道されていますよね。
それと同じ事が医療業界でも起こっているかもしれないのです。
繰り返しますが、貴方自身が医者の診断をしなければならないのです。高度な医療機器だけで認知症の正確な診断が付けられると思ったら大間違いです。それは一つの参考所見です。本当の診断が付けられるのは医者自身の適切な診断能力です。何の医療機器も持たない認知症専門医を私は何人も知っています。その様な医者は大学病院の医者よりはるかに診断能力が高いのです。ともかく医者の診断能力はご自身で判断するしかないのです。
ただ誤解して欲しくはないのですが私は認知症専門医の事のみを話しているのです。
脳外科や心臓外科の分野では、何といっても大学病院が最先端の技術を持っているでしょう。
ただ認知症に関しては大学病院は決して当てにはならないと申し上げているに過ぎません。
どうぞ、誤解の無い様にお願いします。認知症と云う学問は未だ幼児期の段階なのです。これからも多くの試行錯誤が繰り返されるでしょう!
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