アルツハイマー型認知症

千栄子さんへの回答
71歳のお姉さまは確かにお母さまを亡くされ生き甲斐が少しづつ薄らいで行ったのかもしれませんね。手芸教室などは認知症予防には効果的だとは言われていますが、お母さまを亡くされた心の傷と言うか生き甲斐の喪失は手芸教室だけでは癒されなかったのでしょう。アリセプトは確かにアルツハイマー型認知症に使われる一般薬ではありますが、ご指摘の様に病状によっては思った以上の効果が上げられず副作用(消化器症状、妄想、易興奮性)のみが出現する事も稀ではありません。これまで一般医は余りにアリセプトの使用法が安易でしたので昨今はその反省が多くなされています。通常1年も使用してアリセプトで何の効果が得られない時は使用を中止するのも選択肢の一つです。場合によってはジェイゾロフトの様に高齢者にも比較的優しい抗うつ剤でも効果が出るかもしれません。それ以上に重要な事は生活療法です。薬剤効果より生活療法を重んじるのが昨今の傾向です。少しでも社会的な交わりを取る様な努力をする事です。71歳と言うご年齢であれば「ダンス教室」なども、お勧めの一つです。後は手芸の個展を開くとか、老人会のボランティア活動をするとかの活動こそが生活療法の重要な点です。始めの内こそ出しぶるかもしれませんが、ともかく頑張って少しでも外に出させる様に努める事です。家の中にとじ込もっていればいるほど認知症は悪化して行くと考えて間違いないです。ディサービスに行くのも結構な事ですが、最も効果的な事は社会奉仕が一番です。



認知症と診断を受けた姉についての相談です。姉は現在71歳で2年前(69歳の時)に専門医より認知症の診断を受けました。結婚はしておらず定年退職するまでは市役所で公務員として働いており充実した日々を送っていたと思われます。退職後も趣味の手芸を生かし地域の方々に教室を開いていた程です。また姉は独身でいたため、普通の方よりも母とは密接な親子関係を続けていました。しかし姉が67歳のとき母が89歳で亡くなりました。それ以降明らかに活力の低下がみえ、今思えばそのことが認知症になった一番の原因ではないかと考えられます。前置きが長くなりましたが、現在主治医の先生より「アリセプト」という薬を処方して頂き服用しています。しかしあまり効果がみられず姉の活力も回復しません。今回院長先生に伺いたいことですが、認知症患者の活力を増加させるためにはどのような治療があるのでしょうか。薬の治療ではなく、例えばリハビリや食事療法なので回復はしないものなのでしょうか。非常に素人的な発想で申し訳ごないのですがご教示ください。

関連記事

コメント