診察室からコンニチハ(155)

【水質汚染の例としては】
殺虫剤・除草剤・有機質とその他、化学物質の広範囲の拡散。
下水道や畜産業からのバクテリア、病原菌を含んだ食品加工廃棄物など…。さらに木材の搬出事業からの木材と払い落とされた小片等。揮発性有機化合物 (VOCs)(違法な倉庫から流出する工業用溶媒)。
DNAPL (dense non-aqueous phase liquids) (塩素処理溶剤など)は、不溶性・難溶性であるため、溜池の底に沈殿する危険性もあります。
石油炭化水素には燃料となるガソリン、ディーゼル(軽油)、ジェット燃料、燃料石油(重油)などや、あと潤滑油(車体の燃料)も含まれていますが、油田事業、石油精製、パイプラインから給油所の地下の貯蓄タンクに受け取られ、石油事業に移送されることになります。
合成洗剤は、個人衛生用品や化粧品に見られるさまざまな化学化合物で構成されています。
無機性水質汚染の事例では、酸性鉱山廃水に含まれる重金属類や産業廃棄物から生じる酸性物質(特に発電所から生じる亜硫酸ガス)。
半製品の工業用原料ペレットといった産業汚染。それら製品から生じた工業用の化学廃棄物や、硝酸エステルとリン酸塩などを含む農業用排水に存在する肥料分。
建設現場、材木の搬出、焼畑農業、開墾といった表層流出液における*シルト『日本語で沈泥(ちんでい)とは、砂より小さく粘土より粗い砕屑物のこと。地質学では、泥(粒径が1/16mm以下のもの)の中で、粘土(粒径が1/256mm以下)より粒が大きく粗いもの(粒径1/16mm - 1/256mm)をシルトと呼ぶ』。
正に既成の産業の利権を守るか、迫り来る環境破壊から未来の人類の健康被害を防止するかの戦いです。しかし現在のところは既成の利権が優勢を誇っています。
「一部の扇動家が大げさに環境破壊による健康被害を騒ぎ立てている」というのが、利権派の言い分です。
これら地球規模の環境破壊の実態を勉強するほどに、加害者は全てのホモ・サピエンスにあると云う認識を新たにします。目先の安住し、環境汚染の実態を軽視しているのでしょう。昨日と明日はなにも変わらないと盲目的に信じているのです。
世界の大国の中にも、この利権派がまだ多く、多額の政治献金などで議会や政治家の口を塞ごうとしています。
次回は、この環境破壊が現実の私たちにどれほど精神的な被害を与えているか考察してみたいと思います。
次回に続く
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