青田さんへの回答

一口に認知症と言っても、アルツハイマー型の単独ケースもあれば、レビー小体型認知症が合併している事もあります。さらにピック病の合併だって起こり得ます。さらに別に「老人性うつ病」の併発だって起こりますし、脳血管性(動脈硬化性)認知症の合併だって考えられますし、甲状腺機能低下症も高齢者には比較的に多い病気で、この場合ですと気力低下も起こります。一見、認知症に見えてもその裏には多彩な病状が隠れていたりします。だからこそ、専門医というものが存在するのです。
ですから青田さんの質問だけでは、お答えしにくいです。ただ何を一番に考えるかと言えば、先ず最低限に甲状腺機能低下は否定しておくべきでしょう。甲状腺機能の検査をして…そこに問題がないのならレビー小体型認知症の合併もしくは始めからアルツハイマー型認知症ではなく、レビー小体型認知症であった疑いも当然あります。レビー小体型認知症についてはネットで調べられますので、私のブログでも幾度ともなく記載していますので、お読み頂ければ幸いです。
今日は以上です。 2019.07.28. 
追伸
どの病状により気力低下が発生しているか、先ずその診断を明確にしなければ、気力低下の改善策はお答えしにくいです。症状により、甲状腺の薬かもしれませんし、抗うつ剤かもしれません。他にも病状によっては考えられる選択肢は幾つもあります。
【ご質問】
成川先生、ご無沙汰しております。
実は、今日は、母親の認知症のことで、ご相談したいことがあり、投稿させて頂きました。
現在、母親は、要介護2のアルツハイマー病ですが、
虫垂炎で、1カ月間入院しました。
当初、医師は、『退院すると元に戻るだろう。』と話してましたが、現在、退院10日目ですが、
〇 食事拒否。(入院中は食べてましたが)
〇 入浴拒否(入院中はしていました。)
〇 服用拒否(入院前から、時々、ありましたが)
〇 常に無表情で、怒っています。
現在、デイサービスに週4回通っていますが、
ヘルパーに朝の30分間、ディサービスまでの準備をしています。
デイサービスでは、食事は、完食で、普通に過ごしているそうですが、
入院前と比べて、気力低下が著しいと感じます。
私は、認知症とは、単に記憶が無くなるだけだと思っていて、気力低下が認知症の症状だと知りませんでした、この気力低下を改善する方法などありましたら、ご教授頂ければありがたく存じます。
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