診察室からコンニチハ「臨時」

小泉進次郎の問題発言について、
小泉環境大臣:「日本は1997年に京都議定書を採択したが、リーダーシップを発揮してこなかった。きょうから我々は変わります」
一方、この演説の前の記者会見での小泉大臣の発言が海外メディアで報道されました。
小泉環境大臣:「気候変動のような大きな問題は楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ」
ロイター通信はこの発言を取り上げ、「日本の新しい環境大臣が『気候変動との戦いをセクシーに』と発言した」と大きく報じました。ロイター通信はまた、日本が23日の気候行動サミットで発言しないことや火力発電を増やしていることを指摘し、日本政府の地球温暖化問題への取り組みに懐疑的な見方を示しています。
小泉発言は、何を意図しているのでしょうか?
環境大臣に任命されて10日ほどしか経ていないとは言え、あまりにお粗末なコメントとしか言い様がありません。ただの受け狙いのパフォーマンスとしか言い様のないと、感じるのは私一人ではないでしょう。
それよりは、スウェーデンの16歳グレタ・トゥンベリさんのスピーチは現実を直視した心に響くスピーチでした。それを一部紹介しましょう。
「私たちは、あなた達を、注意深く見ている。あなた達は空虚な言葉で未来の子ども達の人生を奪っている。
多くの人々が、苦しんで死にかけているのに、生態系の全体が崩壊しかかっているのに、あなた達が話すのは、いつも金のことと、永遠の経済成長という、おとぎ話だけだ。
まだ必要な政策も解決策も見つかっていないのに、あなた達は地球温暖化の緊張度を、理解したと言う。でも、どれだけ悲しみと怒りを感じても、私はあなた達を信じることは出来ない。
10年間で地球温暖化を抑制するCO2の排出量を半減させるという考え方では、気温上昇を1.5度に抑えられる可能性は50%でしかない。それでも、このCO2排出量の半減計画は現実的ではない。
世界のCO2排出許容量は、2018年1月1日で4千200億トンだった。現在の最新のデータでは3千500億トンを下回ったとの報告がみられる。つまり、この地球が3億トン以上のCO2排出を、これ以上出し続けてしまうと、私たちの生存自体が危機にさらされてしまうのだ。
それでも、CO2排出量を半減させるという思惑は、従来通りの取り組みと、技術的な解決策では全く到達し得ない。、今のレベルと技術力では、残されたCO2排出許容量は8年半という時間しかないという事だ。具体的に言えば、2030年以前に、人類の生存権が奪われてしまう危機が迫っているのだ。
私は、世界のリーダー達に懇願しているのではない。失望しているのだ。そして、この様な状況に追い込んだ、あなた達を決して許さない」
スウェーデンのグレタ・トゥンベリさんの演説は過去にも、各地でなされていますので、私が部分的に整理しています。
もしかすると、地球温暖化の影響は不可逆的になっているのでしょうか?
それは、地球という生態系が末期ガンに陥っているという意味と考えるべきなのでしょうか?
ガン細胞が全身に転移しているのに、市場経済がどうのとか馬鹿騒ぎを繰り返しているのだとすれば、この人類という生物はあまりに愚劣な存在としか言いようが無いのでしょう。
次回に続く
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