診察室からコンニチハ(201)

これら精神障害の悪化は、単にAIによる情報量の氾濫によるものだけとは思えません。食生活や大気汚染、地球温暖化その他多くの環境破壊が寄与している事も間違いないでしょう。しかしAIやSNSの流す過度の情報量が多くの人たちを混乱に陥れている事実は否定出来ないと思います。またAIとは次元を事にしますが、この異常なサプリメントの氾濫は明らかに常軌を逸しています。
医師や専門職の人たちが、その効用性の無意味さ(少なくても90%以上は無意味であると検証されています)を如何に説明しても、まるで燎原の火の様にその勢いは燃えさかるばかりです。大手の企業も厚労省から度重なる警告を受けているにもかかわらず、法律の網の目をくぐるかのよに、新聞やテレビあるいはSNSなどを通じて、ともかく売りまくっています。一部には悪徳医師もからんでサプリの宣伝に、協力しています。市場経済のもっとも悪い標本みたいなものです。現在でもこのような状況ですから、もっと高度なAIによる悪質な情報量が世界中に拡散した場合、私たちが受ける精神や健康被害は想像を超えるものがあるでしょう。このようにAIの活用を一歩間違えば核ミサイル以上の破壊力を私たち人類にもたらすのではないのかという不安で私は一杯です。
次回に続く
【お知らせ】
診察室からコンニチハ(206)からはインフルエンザ特集となります。
インフルエンザの基礎知識から、歴史的な考察、ワクチンの意味、さらに何故インフルエンザは毎年流行するのか(206)~10話ぐらいにかけて、じっくり説明して行きたいと思っていますので、しばらくお待ち下さい。
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