新しいウイルスと闘う人類(21)

小さな病院といえども、新型コロナウイルスとの闘いは熾烈を極めている。マスクや予防着の備えは十分に足りているか、消毒薬、薬剤の準備におこたりはないか?少しでも、発熱のある風邪は来ないか?
120名以上の入院患者と、それと同数以上の病院スタッフの誰からもコロナウイルス患者さんは出したくないという焦燥感の続く毎日である。ウイルスのPCR検査は、多くの関連施設に幾ら頼んでも受けさせてはもらえない。胸部のCT撮影で異常な肺炎像が見つかっても、血液検査で強力に肺炎を疑わせる数字が出ても、PCR検査の依頼は拒否される。家庭でも子供は学校には行けず、始業式はいつ始まるか見当がつかない。先の見えない春休みが長く続き、それは夏休み以上の長さになるのか予測さえつかない。日本中の子どもたちが抱えている問題ではあるが、それで妻は疲れ果てている。
私自身、喫煙の習慣と縁を切ってからは30年以上、飲酒の習慣と縁を切って1年間、体重は標準体重よりは幾らか低い。それでも2020年の3月になってからは安定していた血圧の変化が激しくなって来た。自宅で安静にしている時の血圧は120/70ぐらいであるのに、病院に医師の仕事に出て多くの困難な問題に直面すると、時に血圧が190/110と、これまで経験したことのない数字がみられる。体温こそ36.0°Cと安定しているのが幸いであった。
次回に続く
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