ホスピス

*ホスピス*
20世紀に入り、治療の当てがなく、余命いくばくもない患者の最後の安息に満ちた時間をケア(ターミナルケア)する施設としての近代ホスピスが、イギリス、アイルランドから始まった。

日本で最初のホスピス・ケアを提供する病床は、大阪の淀川キリスト教病院に設けられた。当時のホスピス長、柏木哲夫の功績によるものである。この病院での実質的なホスピス・ケアは、1973年から始められた。

独立した病棟としてのホスピスは、1981年の長谷川保による聖隷三方原病院(浜松市)の末期がん患者などのためのホスピス(緩和ケア病棟)開設が日本で最初である。

両病院は1990年4月25日に日本で初めて緩和ケア病棟として承認を受けている。

ホスピスにはどの時期から入院できますか?
この時期でなければいけないという取り決めはありません。
がんと診断され、手術や抗がん剤などの治療を行うよりも、苦痛症状を緩和する治療を中心に行うほうがよい時期であれば入院が可能です。
告知しないと入院できませんか?
患者さまがご自身の病気について知ったうえで緩和ケアを希望されていることが望ましいと考えます。
治療はできないのですか?
ホスピスでは痛みを緩和する治療を行います。お薬による疼痛コントロールを中心に、血液検査、点滴、輸血など、全身状態を維持するために必要な検査や治療は行いますが、いわゆる延命治療や患者さまの心身に辛さや負担を与えるような治療は行いません。
その他、通常の内科的治療は患者さまやご家族の希望に応じて行います。

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