*縦隔腫瘍*

縦隔とは、胸の中の心臓と肺を除いた部分をさし、縦隔腫瘍とはその縦隔に発生する腫瘍をさします。縦隔の中で発生する部位によって特徴があるので、前縦隔、中縦隔、後縦隔または上縦隔に分けて扱っています。それぞれの部位に特徴的な病気は以下の通りです。

上縦隔:
甲状腺腫、神経原性腫瘍、リンパ性腫瘍(悪性リンパ腫(ホジキン病、非ホジキンリンパ腫)、キャッスルマン病)、心膜嚢胞など
*前縦隔*:
胸腺腫瘍(胸腺腫、胸腺がん、胸腺カルチノイド)、胸腺嚢胞、胚細胞性腫瘍(成熟奇形腫、未熟奇形腫、セミノーマ、胎児性がん、卵黄嚢がん、縦毛がんなど)、リンパ性腫瘍、甲状腺腫など
中縦隔:
気管支嚢胞、心膜嚢胞、リンパ節腫大(サルコイドーシスなど)、リンパ性腫瘍など
後縦隔:
神経原性腫瘍(神経鞘腫、神経線維腫、神経節細胞腫など)、気管支嚢胞、食道嚢胞など
その他:
線維(肉)腫、脂肪(肉)腫、平滑筋(肉)腫、横紋筋(肉)腫、血管(肉)腫、軟骨(肉)腫、骨(肉)腫など
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