*骨シンチ*

*骨シンチ*
骨シンチグラフィー検査は、放射性同位元素(ラジオアイソトープ)を使った「RI検査」の1つです。骨折や骨の炎症、骨腫瘍などを調べるために役立てられています。
私たちの骨は、同じ形を維持しながらも常に破壊と再生を繰り返しています。しかし骨に何らかの異常が発生すると、破壊と再生のバランスが乱れ、骨が作られすぎてしまったり、逆に再生が間に合わなかったりしてしまいます。
骨シンチグラフィー検査は、そのように骨の代謝が異常に盛んになっているところを見つけ出すための検査です。
検査に使われる「リン酸化合物」という薬剤は、骨の反応が活発化しているところに集まる性質を持ちます。
さらに薬剤には「テクネチウム」という放射性物質が加えられているため、注射後に全身をガンマカメラで撮影すると、薬の集まっている箇所が黒く映し出されるという仕組みです。
通常のX線撮影よりも骨の異常を早期に発見することができますので、がんの治療では骨転移の有無を調べるために大きく役立てられています。
特に乳がんや肺がん、前立腺がんなどが骨転移しやすいことで知られており、これらの治療前後に骨シンチグラフィー検査が行われるケースが多く見られます。
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