青空を求めて(47)

8月31日(火)保護研
午前9時半から12時まで保護研が続く。妻は行きたがらず私一人が出かけて行く。
幼稚園最後の年長クラスの行事も目白押しだ。9月2日には早や小学校説明会、翌3日は幼稚園でのお泊まり保育、22日には遠足、そして10月2日(土)には次の保護研がある。
この学園の先生方は、世の中の全般が週休二日制になっている事を知らない人が多いと聞かされ、驚いた事がある。土曜日も夕方まで仕事をしている人たちが実に多い。もちろん残業手当などつかないだろう。
保護研の後はタクシーで急ぎ職場に向かう。途中のコンビニでおにぎり2個と温かい麦茶を買って車の中で昼食代わりとする。午後1時40分病院に着く。1時45分から4時まで入院患者さん30名の回診を走り回りながら熟す。この様な急ピッチの仕事では白衣のポケットにメモ帳は必需品である。患者さん方のちょっとした変化を少しでも見落とさない注意を最大限に払わなければならない。父親である事も大切であるが医者である事はもっと大切である。
4時5分から6時までは8月分の入院と外来のレセプトをチェックする。保険診療の許では検査と治療それに病名の整合制が徹底的に問われる。その整合制に少しでも矛盾が指摘されると、それが医学的にはどんなに正しい処置であっても、保険診療の請求額は大幅に削減され病院側の赤字となってしまう。
だからレセプトのチェックと云うのもそれなりに神経が疲れる。
6時半やっと車で病院を出る。7時40分三鷹のマンションに帰り着く、早速に夕食だ。
安西さんは三鷹での仕事が2日目となる。やはり横浜の実家から運ばれた弁当より、安西さんが目の前で作ってくれる夕食の方がはるかに美味しい。
9月2日(木)小学校説明会
7時に悠真を起こしてトイレ誘導、7時20分悠真の食事介助、昨日よりは食欲が良い。8時15分に妻と悠真が小学校に出かけて行く。一度妻が戻り9時40分、こんどは私と妻の二人で小学校に向かう。二人共にスーツ姿だ。外は燃える様に暑い。
10時から12時半までが学校説明会のスケジュールである。
今日は幼稚園在籍の内部進学者のみの説明会で、全員が両親揃っての参加で、誰もが紺のスーツ姿だ。こんな暑い日にもかかわらず皆んなが我慢比べだ。
始めに校長と教頭の話が40分程あり、その後は校内の授業風景を見て回る。健常児のABクラスと自閉症児のCDEクラスがあって、授業内容には明確な違いがある。またCDEクラスも習熟度により3班に分かれている。悠真はCDEクラスの中でも最下位の3班クラスに編入されるに違いないだろうが、何も恐れる事はない。やっとスタートラインに立ったばかりだ。そう考え夫婦共に励まし合った。
明日に続く
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