家族性アルツハイマー病

厚江さんへの回答
認知症の遺伝的要因についてのご質問ですが、家族性アルツハイマー型認知症については、以前に別の方のご質問で回答してありますので、もう一度復習しておきます。この病気の特徴は遺伝子的要因が極めて強く、原因遺伝子としては4種類が知られています。発症年令が早く初老期認知症( 40~64才 ) とも言われています。しかし、今回のご質問はそれ以外の認知症では大丈夫なのかとの意味とも考えて、一様それなりの回答をします。通常75歳以上に発症した認知症は遺伝的要因が極めて薄いとされています。しかし問題は家族的な生活習慣にあります。同じ様な食生活、生活行動を通じての生活習慣病があります。高血圧や糖尿病に遺伝的要因が大きいとは良く知られた事情です。そして生活習慣病が認知症を誘発しやすいとの報告も数多くなされています。ですから認知症になった親とは違った正しい生活習慣を身につければ、その御本人は認知症にかかりにくいとも言えるのです。


はじめまして。
私は60歳で老人施設にて看護師をしています。
施設内にも認知症の方々がたくさんいらっしゃいますが、ご家族の方はいずれ自分も認知症になるのではないかという不安をお持ちです。
私自身は、先生のブログを拝見して、いろいろとお勉強させていただいています。
質問は認知症は遺伝的な要素はあるのでしょうか?
具体的に教えていただければご家族の不安解消につながるのではないかと思われます。
どうぞよろしくお願いします。
厚江

関連記事

コメント