青空を求めて(53)

12月19日(日)クリスマス会
今回は私たちのマンションの集合会場で企画されてしまったので、何か幹事役を引き受けさせられてしまった印象が強い。
午後1時から4時までが開催時間だが幹事役ともなると午前10時前から下準備にかかり忙しくなる。昨年のクリスマス会は客として参加していたので、その大変さとは大違いだ。
それでもクラスメイトのお母さん方が10時過ぎから続々と手伝いに来てくれたので、クリスマスツリーや室内の飾り付け等の準備は順調に進んで行った。
昨年の会費は一家族で1万円だったのに今回は5千円と半分に下げられてしまった。これでは唐揚げやポテトフライ、スーパーの焼きそばぐらいにしか手が回らない。飲み物もビールを用意するのが精一杯だ。
仕方がないので私一人でワイン5本とウイスキー3本を急ぎ自腹で買い揃えて来る。
12時半頃から会場にはどんどん人が集まり参加者は50名を軽く超えた。午後1時スタート、先ずはビールで乾杯。私はサンタ役なので早くから飲み過ぎる事も出来ずグラスにビールを2杯ほど飲んで我慢した。
トナカイ役は山崎さんで二人揃って漫才の様に戯けて会場内を練り歩いた。子供からも大人からも受けに受けた。日頃は生真面目そうに見える私が面白可笑しく投げキッスをしながらサービス満点のサンタを演じたものだから皆は大笑いだった。
会費5千円の料理(場所代の経費も含め)だから、その貧弱さは隠しおおせ用もないが、アルコールだけは高級ワインと高級酒
をそれなりに急遽買い揃えて来たので皆は充分に満点してくれた様である。中には、
「こんな美味しいウイスキーやワインを飲むのは始めてだわ」
と言いつつ酔いつぶれてしまったご夫人もいたりして、その介抱に骨を折ったりする場面もあったが、パーティーそのものは大成功に終わった。何とか大役を果たしてホッとする。今日は妻もよく働いていた。
今日一日を終えてパーティーは幹事役より、お客さんの方がずっと良いと尽く尽く感じた。
宴会後の後片付けも大変で一時間半近くかかった。それでも何人かの人か手伝ってくれたのでそんな時間ですんだ。大半の人たちは酔っぱらって帰ってしまったが…
私たち親子が自分のマンションに帰ったのは午後6時前だった。こういう席上では通常、妻と娘はほとんど食べ物を口にしない。妻はその過敏症状から、娘はそんな母を見て自分一人が無節操に食べるのを嫌っていた。
私はと言えば食べる事に弱く、どちらかと言えば空腹感に勝てない。幼稚園時代の悠真は妻同様に精神的な気分で食べたり食べなかったりしていた。
マンションに戻って一休みして午後7時、近くのバーミヤンに夕食を取りに行く。私以外の3人は腹ペコだったのだ。
明日に続く
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