青空を求めて(54)

12月21日(火)横浜に戻る
学校が冬休みとなったので、私たち家族は三鷹から横浜の実家に帰った。
朝7時20分磯辺タクシーで三鷹のマンションを出発、病院には8時半に着く。
9時から12時半までは午前診で40名とそれなりの忙しさだった。12時40分昼食、1時15分から2時30分まで入院患者さんの回診。
2時40分磯辺タクシーで病院を出て3時45分に三鷹のマンションに戻る。ベビーシッター岸沢さんにも手伝ってもらい娘と妻で急ぎ帰り支度をする。悠真の世話は岸沢さんに頼む事が多かった。
5時15分岸沢さんの運転する車と私の車の2台が連なってマンションを出発し、6時30分やっと横浜の実家に帰る。正月休みは横浜でゆっくり休む予定でいる。
7時10分安西さん手作りの夕食を取って、8時30分悠真と二人で入浴。この一年余り風呂に入る度にグー、チョキ、パーを幾度となく悠真に教えているが、チョキがどう説明しても上手には出来ず、指が1本になったり3本になったりしてしまう。あるいは2本目の指が中折れになって普通のチョキにはならない。
運動機能は脚にあって知的機能は手に集中しているとリハビリ学では教えているが、手の動きを見る限り悠真の知的障害を認めない訳には行かない。
悠真は6才8ヶ月、まだ言葉らしい言葉は出て来ない。8才までにある程度の言葉が出て来ないと、それ以後の言語発達は極めて困難だと云う人もいる。
そんな話を聞かされると焦りを感じてしまうが、親だけが焦ったからといってもどうにもなるまい。今は小学校に上がってからの教育に期待にするしかない。
この年末年始は珍しく何処にも出かけず横浜の実家で過ごす。昨年は箱根旅行で悠真がITPなどに罹り大学病院に緊急入院となった事が私たち夫婦のトラウマになっていたのかもしれない。
正月2日は悠真と電車に乗って職場近くの「こどもの国」に連れて行く。始めは高校2年の娘も一緒に同行するつもりでいたが妻が、
「たまには父と息子と二人だけで向き合ってみたら」
と言うので、私もその気になった。昼12時10分昼食、こどもの国の食堂で取る。悠真はラーメンを私はカレーライスを食べた。午後1時頃からは大広場で悠真と二人で駆けっこ、悠真は大はしゃぎだが体力的に私の方がそれ以上の時間は追いついて行けない。その後は牧場に行きポニーに悠真を乗せる。一周では足りず二周して何とか彼は満足した。次はネットジャングルで30分以上は遊ばせた。多くの子供たちと遊んでいる姿は全く健常児にしか見え無いのだが…本人はとても嬉しそうだった。
帰りも電車に乗って午後4時半自宅に戻る。悠真も充分に楽しんだ顔つきだった。
明日に続く
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