認知症詩集(19)

「未だお若いですよねと」
孫の様な看護師に言われ
戸惑いを隠し切れない
もちろん社交辞令的な言葉…
それを是とするか否とするか
愚かな私には計りきれない
鏡に向かっても誰からも答えは
返って来ない…
誰でもなく自分に向かって
若く生き様と問いかける
所詮、若さとは
心の有り様に尽きるのか
否、生きていたいと思う
一度限りのこの人生を
年ではなく己が人生を
どれ程に大切にしているのか
生きる事の意味を考えているのか、ゴミ芥ではなく命の重さを
感じつつ生きているのか…
全ては、そこに尽きるのでは
若くして、この世を去った人は
数知れない…
精一杯に生きる
努力こそ人生では
百獣の王ライオンと云えども…
命をかけてこそ生きている
それを忘れた者は認知症に?
認知症、それは人間の傲慢さ!
敢えて恐れず言えば…
これ以上は同じ愚かな人間として口には
神でもない私には言えない
それでも…
言うとすれば…
この地球上に存在を許される
生物であったのか?
人間と云うのは?
認知症は罪悪なのか?
神の刑罰なのか?
ただの病気なのか?
多くの自然を破壊しながら、最も危険な生物として人間
が生き続けているのでは!
この世の現象を見ていると
やはり私も認知症になったのか
自問自答せずにはいられない!
つまり認知症とは…
この時代に受け入れられない
その様な人達も言うのかと
そんな疑問も湧いて来た!
認知症って何だ!
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